駄話・13年04月分

13`04/22(月) -00:00-

今日は、大好きな
漫画家柴田ヨクサル」について。

私個人の出逢いは、
アニメ版エアマスター」。
放送に気付か無かった為、1話目途中からだったか、2話目、3話目からだったか、とにかく頭からは観られず、しかしあんまりにも面白かったので、ちゃんと頭から観たいと
TV視聴を中断し、DVDを購入して頭から観直しました。
面白かった
アニメ原作がつまらなかったのは「トライガン」だけだったので(あくまで個人の感想です)、DVDで最終回まで視聴後、当然の様に原作漫画も購入して読みました。
エアマスター」もアニメ版にはアニメ版の、原作漫画には原作漫画の個性があって、すっかりハマりました。

しかし、「
柴田ヨクサル」は決して絵の上手い漫画家ではありません。
とても個性的で、描き慣れのお陰で「
柴田ヨクサル」らしさと言う意味での完成度は上がっていましたが、「エアマスター」以前のデヴュー作「谷仮面」に関しては、まだ描き慣れていない所為でかなり下手くそに見えました(^^;
内容もパッと見良く判ら無い感じだったし、結果「
谷仮面」には手を出しませんでした。

エアマスター」終了後、新連載の「ハチワンダイバー」が将棋ものだった為、しばらくはコミックスを買うだけ買って読まずにいました。
元々、将棋はルールが判るから一応打てるレベル。
それが、囲碁を覚えてから、すっかり打て無くなりました
(^^;
陣地をより多く占拠する囲碁、敵将を討ち取る将棋。
勝つ為に目指すものがあんまりにも違うので、勝ち方が判ら無くなってしまいました。
そんな、感覚的なものを見失った将棋がテーマでは楽しめ無いのでは?
そんな風に考えてしまいました。
もちろん、それは杞憂に終わります。

たまたま読まずに積んでいた本が減って、そろそろ読んでみようかと思う時が来て、ある意味で日本一の
漫画を読み始めました。
ハチワンダイバー」はただの将棋漫画なんかじゃありませんでした。
作品が持つその勢いは、他の追随を許さぬレベル。
間違い無く、今日本に存在する全ての
漫画の中で、1番勢いのある漫画です(断言)。

漫画に限らず、物語を構成する要素の中で、特に重要なのはキャラクター、ストーリィ、世界観の3つだと思っています。
自分はキャラクターを重視していますが、もちろんストーリィが秀逸であればキャラクターと世界観が凡庸でも、世界観が秀逸であればキャラクターとストーリィが凡庸でも、その物語は優れた物語となるでしょう。
柴田ヨクサル」作品は、特にキャラクターが優れているのですが、それだけで無くストーリィも特級です。
ジェットコースターの様な勢いのあるストーリィを、個性が爆発した勢いのあるキャラクターが演じるので、その相乗効果で魂をガツンと持って行かれます。
それと比べれば、世界観は凡庸かも知れません。

そんな「
ハチワンダイバー」の最新28巻を読んでいたら、あるキャラクターの正体が判明しました。
柴田ヨクサル」作品では、過去作のキャラクターが、おまけのゲスト出演レベルでは無く、その作品の主要キャラクターとして登場する事があります。
そのキャラも、何と無く扱いが過去作のキャラクターっぽかったんですが、「
エアマスター」を観たのも読んだのもかなり前なので、覚えていません(実際には、「エアマスター」にも出ていました)。
さらに、もし「
谷仮面」のキャラクターであれば知るはずもありません(初出は、「谷仮面」でした)。
そんなの、大好きな作品なのに勿体無いと思い、先日ついに「
谷仮面」の完全版全6巻を購入しました。

……何故今まで読ま無かったんだろうorz
滅茶苦茶面白いぞ、これ!
下手したら、「
エアマスター」よりも「ハチワンダイバー」よりも面白いかも知れん。
最っ高の
ラブコメじゃないか。
あんまりにも面白過ぎて興奮が止まらず、その熱が冷め無い内にとこんなもんを書き始めました。
まぁ、「
谷仮面」読了後「エアマスター」を再読し始めたので、冷めるどころかいや増すばかりだ(現在、アニメ版も再視聴中)。
読み返しながら、「
エアマスター」は「谷仮面」以上だと再認識中。

さて、
漫画に関しては、世界に似た文化は数あれど、日本の漫画が世界一だ。
つまり、日本一の
漫画家は世界一の漫画家だ。
そして、この広い大宇宙に、地球ほどの文明を持つ異星人はいない。
だから、日本一の
漫画家は宇宙一の漫画家だ。
柴田ヨクサル」は宇宙一の漫画家だ!!
……今、俺の中では。

結局何が言いたいのかと言うと、人として生まれたなら「柴田ヨクサル」を読まなければならない、そう言う事だ。


個人的分析
キャラクター ★★★★★(5/5)
ストーリィ ★★★★★(5/5)
世界観 ★★★☆☆(3/5)





13`04/15(月) -23:26-

DVD
を購入して、「ホットファズ」を観ました。

主人公ニコラスと、相棒のダニー

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簡単な内容説明

主人公ニコラスは、有能で真面目で堅物な警察官。
しかし、彼1人が英雄的な活躍をし過ぎて、上司や同僚の不興を買い、
ロンドンから田舎の警察署に異動させられてしまう。

異動先でも、勤務日前夜から未成年の飲酒などを取り締まり、
その真面目過ぎる勤務態度で周りから浮いてしまう。
それもあって、頻発する不審な事故が
殺人事件では無いかと疑うも聞いてもらえず、ますます孤立。
果たして、ニコラスは事件の真相に辿り着けるのか。

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宇宙人ポール)」と「ショーン・オブ・ザ・デッド)」が面白かったので、同じ様にサイモン・ペッ脚本、主演を務めている映画、「ホットファズ」を買って観ました。
宇宙人ポール」は宇宙人もの、「ショーン・オブ・ザ・デッド」はゾンビものと、両作のパロディ元は特に好きなジャンルでしたが、「ホットファズ」は警察もの、ポリスアクションものと、まぁ、好きだけど沢山観過ぎてちょっと飽き気味なジャンルだったので、両作ほどは期待していませんでした。
ところが、それは大きな間違いでした。
めっさ面白いやんけ
ヽ(・∀・)ノ
正直
、自分が今までに観た映画Top10に入るレベルヽ(`Д´)ノ

この人の作品は基本
コメディで、これと決めた特定ジャンルの王道を、パロディにする作風の様です。
だから、
警察もの、刑事もの、ポリスアクションものを散々観て来たからこそ、すんなり楽しめるって部分もあると思います。
コメディとして成立しているので、多分、あまりこのジャンルを観ていない人でも、楽しめるでしょうけど。

序盤は、普通の
コメディとして楽しく観ていました。
中盤は、大体想像通りの展開で、期待に応えると言う意味で好印象。
そして、孤立無援で打ちのめされて、這う這うの体で逃げ出す事になった後、開き
って反撃を開始してからの盛り上がりが、もう最高ヽ(^∀^)ノ
ここまで爽快感を覚えた
映画は、他に憶えがありません。

一応、最後のシーンだけは「何で?」と思いましたが、減点するほどじゃ無いです。
全般好過ぎて、減点する気になれ無い
(^^;
展開的には理解出来るし、「太っていたから」と納得出来ない事も無いし
w

とにかく、びっくりするくらいの最高傑作!
ただ観て下さいと、おすすめするだけじゃ全然足り無い。
千円程度で
DVD買えるんだから、是非買って観て下さい。
絶対後悔しませんて
ヽ(・∀・)ノ

(ブロの方に頂いたコメント())


個人的評価
★★★★★(5/5)




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